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「お座りはすぐに覚えたのに、呼んでも気分が乗らないと来ない…」
「トイレを失敗した時に叱ったら、余計に隠れてするようになってしまった…」
ペキプーを飼い始めて、そんな「賢さと頑固さのギャップ」に振り回されていませんか?
実はそれ、ペキプーならではのチャームポイントであり、しつけの最大の難関なんです。
この記事では、我が家のペキプーと根気強く向き合い、トイレの失敗や無駄吠えを克服した「ペキプー専用のしつけ攻略法」を実体験ベースで解説します。
しつけの前に知っておくべき「2つの顔」
ペキプーのしつけが「普通の方法」ではうまくいかない理由。それは、両親犬の性格が正反対だからです。
🐩 トイプードル要素
「超・優等生」
飼い主の指示を理解する能力が抜群に高い。褒められるのが大好き。
🦁 ペキニーズ要素
「猫のような王様」
プライドが高く独立心が強い。「なぜそれをやる必要がある?」と納得しないと動かない。
つまり、頭ごなしに叱りつけるとペキニーズ側のプライドを傷つけ、逆効果になります。
「賢さを利用して、ゲーム感覚で『やったほうが得だ』と思わせる」のが唯一の正攻法です。
【トイレ編】「叱らない」が最短ルート
子犬を迎えて最初の壁がトイレです。我が家もラグを何枚もダメにしましたが、ある方法に変えてからピタリと成功するようになりました。
ステップ1:環境を物理的に制限する
最初は「部屋中フリー」はNGです。サークル(ケージ)内で「寝床」と「トイレ」を分け、物理的にトイレで排泄する確率を高めます。
💡 我が家の成功アイテム
トイレトレーニングには、「トイレと住居スペースが仕切れるタイプ」のサークルが最強でした。メリハリがつくので覚えが早いです。
ステップ2:失敗は「無視」、成功は「お祭り騒ぎ」
ここがペキプー攻略の肝です。
- 失敗した時: 声を出さず、目も合わせず、無表情で片付ける。(叱ると「構ってもらえた!」と勘違いするか、隠れてするようになります)
- 成功した時: 近所迷惑になるレベルで「すごい!!天才!!」と褒めちぎり、最高のおやつをあげます。
賢いペキプーは「トイレですると、すごく良いことがある」とすぐに計算して学習します。
【無駄吠え・甘噛み編】退屈させない工夫
「遊んで!」「おやつ頂戴!」という要求吠えや、手への甘噛み。これらは多くの場合、「賢すぎて退屈している」ことが原因です。
解決策:頭を使わせて疲れさせる
ただ散歩するだけでなく、頭を使う遊びを取り入れると、満足して嘘のように大人しくなります。
そこで役立つのが「知育玩具(トイ)」です。
🦴 留守番・イタズラ防止の救世主
中にフードやおやつを入れて、転がしたり舐めたりして取り出すオモチャです。これに集中している間は、無駄吠えもイタズラもゼロ。ペキプーの賢い頭脳をフル回転させてくれます。
要求吠えへの対処
吠えられたら、即座に部屋を出て「無視」をします。「吠えると大好きな飼い主がいなくなる(つまらない)」と学習させるのが一番効きます。
まとめ:根気比べを楽しもう
ペキプーのしつけは、一筋縄ではいきません。
でも、「どうやったらこの子が納得して動いてくれるかな?」と心理戦を楽しむ余裕を持てば、必ず信頼関係は築けます。
焦らず、愛犬のペースに合わせて、一歩ずつ進んでいきましょう!